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zuknowマガジン

学習アプリzuknowの最新情報をお届けします。

Webマーケッターから学習塾の講師へ!! S.T進学教室 栗原さんが感じたIT×教育の可能性とは?

活用事例
―― まずは簡単に自己紹介をお願いします。
S.T進学教室の栗原と申します。現在、埼玉県さいたま市中央区(旧与野市)の中学生/高校生を対象とした学習塾で講師をやっています。
現在、小・中・高合わせて60名弱の生徒を3名の講師で担当しています。5年前から、現在の代表の体制になり、その3年後、塾長と元々友人であった私に声がかかりました 。当時、私はインターネットマーケティング関連の大手企業で勤務していました。
自身がインターネットに携わるなかで、IT×教育、いわゆるEdtechという分野に強く関心を抱くようになったため、教育の現場の世界に飛び込むことに決めました。 当塾での私の役割は、講師として生徒たちへそれぞれの科目を教えると共に、前職の知見を生かして、HP制作やICTツールの導入や、マーケティング関連の施策を運営することです。
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ITの世界から教育現場に飛び込んで感じたギャップとは?
―― インターネット業界から教育現場に飛び込まれて、色々な違いを感じた部分はありますか?
仕組みで解決する、というのがインターネットの世界では定石なのですが、現場に入って感じたことは、管理する仕組みだけでは前に進まないことが多く、一人ひとりの生徒とのフェイストゥフェイスの対話の重要さを実感しています。
―― そんな中で教え方として工夫されていることはありますか?
まず学生たちに成功体験を持たせることを重視しています。やるべきことを明確に伝え、出す宿題などをシンプルにし、わからない=できないという言い訳をなくすようにすれば、努力せざるを得ません。
まずは少しずつ簡単な所から努力させてみる。努力をした過程に対しては、しっかりほめる。逆に努力ができない場合、つまりやるべきことをやらなかった時はきっちりしかる。そういった当たり前と思えるようなことをそれぞれ重要なエッセンスであると考え丁寧に実践しています。
―― しかられてやる気をなくしてしまうなどということはないのでしょうか?
厳しく指摘する前に、まずは、生徒としっかり信頼関係を構築するようにしています。このために、個別指導塾を参考にして個別フィードバックの仕組みを取り入れました。
定期的に一人ずつ対話するという仕組みなのですが、この取り組みおかげで生徒一人ひとりとしっかり対話ができ、信頼関係を構築することができています。講師と生徒との信頼関係のベースがない所でしかっても、生徒には響きませんので。
また、逆にしかった後にしっかり改善して努力した子には授業中にスポットをあててほめるなどして、目立たせるようにしています。こういったアプローチは集団ならではですね。
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S.T進学教室のホームページ
現代の中高生を取り巻くICT環境の変化
――生徒さんの学力の層としてはどのような層が中心ですか?
主に、超難関校を目指す塾というよりは、公立高校を目指す一般的な中間層の生徒さんたちがメインですね。

 

―― 最近のいわゆる一般的な層の生徒たちと触れ合う中で特徴的に感じることはありますか?
スマートフォンがもたらした、ゲームで遊べるデバイス環境の変化ですね。
ひと昔前であれば、帰宅してテレビに向かわないとできなかったものが、今は手のひら大の端末を取り出せばいつでもどこでもゲームができてしまう。当塾の生徒は中学生が7割程度、高校生がほぼ100%スマホを保有しています。 塾の休み時間に人気ゲームで対戦したり、塾を出た瞬間にアプリを起動する、といった姿をよくみますが、子どもたちの学校以外の時間や興味・関心がかなりそちらにとられているという現状です。
教育者側としてはそれ以上に学習が重要であることを認識させてしっかり学習させなければいけない。このポイントをどう解決していくかに日々奮闘しています。
一時期、コストをかけて有償のLMS(学習管理システム)などを導入していた時期もありましたが、継続には至りませんでした。生徒を一元で管理できる仕組みや色んな教材を組み合わせてオリジナルの教材を作成できる点は魅力的ではあったのですが、こちらで運用・作成する負荷が実際かなりかかる所がネックになり、今は自分たちで管理しています。
一方で、きちんと授業に出席しているかどうかは、入退室管理のシステムを導入して管理しています。生徒が入室/退室すると保護者の方に連絡が行くものになっています。最新の技術のおかげで生徒たちもズル休みができないようになってますね(笑)。
少人数の講師で経営する塾におススメのICTツール
―― その中で、ICTツールとしてはどのようなものを活用していますか?
保護者の方との情報共有で、フリーのメールソフトからのメールマガジンで定期的に情報を発信するようにしています。地道ですが、続けることが重要だと思っています。コミュニケーションが頻繁にある親御さんとは、一部LINEアカウントを使ってコミュニケーションをとっていますね。
また、講師同士の教材の共有などはDropboxが重宝していますね。いつでも簡単に共有できるので、有料プランにアップグレードし、1テラバイトのプランを利用しています。
今は、フリーで使えるサービス/アプリが多いので、いち早く情報をキャッチして現場に取り入れるようにしています。情報元はTechCrunchEdTech Mediaなど 前職で見ていたメディアが主な情報源になっています。
自分たちの作った教材を公開できるzuknowの魅力
―― そんな中で、zuknowをご活用いただくようになったきっかけは何ですか?
Techcrunchでのリリース記事で存在を知りました。前職からビズリーチさんのことは知っていたので、自分たちが作った学習コンテンツを公開できるという所に魅力を感じ、当塾としては多くの暗記帳を公開することで、zuknowのユーザーに存在をアピールできると考えたため、一気に今まで作っていた各教科の中学生向け教材を50個以上作成、公開しました。

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―― 使ってみて感じたzuknowのおススメポイントは?

2つあります。1つ目は自分たちだけのオリジナル教材(単語帳)を、スマホで簡単に作成できるという点です。
塾における教育指導は、授業→宿題→小テスト→授業という流れがあります。S.T.進学塾には講師たちが作ってきた各学年・各教科の宿題や小テストが蓄積されています。zuknowを使えば、そうした教材を予習・復習用としてスマホで簡単に生徒と共有できます。それがとても有り難いですね。
2つめは、自分たちが作ったものを、zuknowのプラットフォーム上に公開することで、塾の生徒だけでなく色々なユーザーに利用してもらえるという点です。教材作成者として、学習中の人数が増えると素直にうれしいですね。
最近では、クイズやランキング、ソーシャルなどの機能が追加されたので、講師と生徒間だけでなく、生徒たちのコミュニティの中でも盛り上がっていくような気がしています。 色んな単語帳アプリがありますが、一番使い勝手のいいアプリだと思いますので、他の塾さんにもおススメですね。 
―― ここを改善してほしいというポイントはありますか?
クイズをベースに教材を作成しているので、答えの選択肢にもっと自由度を持たせられるとさらにいいですね。
―― ありがとうございます。最後に教育関係者の方へのメッセージを一言お願いします。
まだまだ新参者なので、偉そうなことを言えた立場ではないのですが、ICTなど、教育における外部環境の著しい変化の中で、教育者側もしっかりキャッチアップしていくことはとても重要だと思います。ただ、最終的に講師の価値は何かと考えた時にそれは生徒との人と人としての対話だと考えています。
生徒一人ひとりとしっかり対話して、成績だけでなく、人間として成長させてあげられる、そんな塾を目指しています。外部環境の変化と前向きに付き合いながら、塾業界を盛り上げていきたいと思います。
―― インタビューへのご協力、どうもありがとうございました!

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